金魚眼
浮世絵師・歌川国芳が擬人化したユーモラスな金魚たちを通して、その自然観を体感してもらう巡回型展示。浮世絵のクローン文化財(先端技術による複製の浮世絵)、国芳金魚の顔はめペーパークラフト、猫に狙われる金魚の眼差しを体験できるVRから成る。特にVRについては、水瓶の底に沈めた360度カメラの映像に、アニメ化した金魚をリアルタイムに合成したものをHMDで見渡すことで、ひとりで楽しむ「没入感」とは異なる、みんなで楽しむ「場をつくるVR」を実現した。
企画 / システム制作
佐々木 遊太
製作
東京藝術大学COI拠点