
日本を代表するお笑いトリオ、ダチョウ倶楽部さんの代名詞的ギャグである、通称「どうぞどうぞ」がはらむおかしみを、理論化とそれに基づく実装の揺り戻しで、「制作につながる知恵」にするプロジェクト。実装は、メディアを問わない実装は、22点にのぼった。また、助成に採択され、3331 Arts Chiyoda(東京)、Y gion(京都)で個展を開催した。個展に際しては、科学コミュニケーターとのトークイベントを実施し、研究と制作の違いを検討した。
ウェブサイト
http://dozo-dozo.tech/
助成
平成30年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業
個展
「どうぞどうぞ」をしらべる 外神田 @ 3331 Arts Chiyoda
「どうぞどうぞ」をしらべる 祇園 @ Y gion
出展
ENCOUNTERS 平成30年度メディア芸術クリエイター育成支援事業成果プレゼンテーション @ Ginza Sony Park
SF=すこしふしぎ展 @ オリエ アート・ギャラリー
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東京藝術大学大学美術館にて開催された「宮廻正明展 行間のよみ」にて、日本画家・宮廻正明先生の作品「午後の揺曳」を、部屋の4壁面にマルチプロジェクションするインタラクティブアニメーションとして再構築しました。絵画に時間軸を与え、鑑賞者とのコミュニケーションを生む空間を目指しました。
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「ブリューゲル『バベルの塔』展」の関連企画である藝大・藝大COI拠点主催「Study of BABEL」展にて制作したアプリケーション群。会場に設置された専用のiPadで顔を撮影すると、3.4メートルの立体バベル像内部ではたらく人々の映像に顔が反映される。自分を探すアクティビティを生むことで、ブリューゲル「バベルの塔」の魅力である緻密さと壮大さの「体感」を目指した。
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廃棄された実在のポートレートに映像をモンタージュすることで、それが持つほのかな命をあらためて燃え上がらせ、メディア化し、見る人の中に物語を生成する試み。Aを入力するとBが返ってくるような、コンピュータを用いた表現が得意とする「関数」とは異なるアプローチとして、ポートレートの主にとっての記憶に表現を持ち込み、その回路が変わっていく過程をドキュメンテーションした。
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受賞
WIRED CREATIVE HACK AWARD 2016
グランプリ
出展
MEDIA AMBITION TOKYO 2017
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1枚のプリクラがはらむ事柄を、見る人の想像力で顕在化させることを目指したショートアニメーション。ギャル性がはらむ無邪気さを、殺伐としたモチーフと童謡でもっともらしく演出した。たくさんの素材を詰め込むのではなく、見せ方をたくさん詰め込むことで、ひとつの素材でどこまで引っ張れるか、という実験映像でもある。
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